デジカメ撮影テクニック-ペット編
ペットに視線を合わせよう
ペット撮影で、人間はついつい立ったまま上から撮ってしまいがちになります。
でも小動物であるペットが見ている世界は、地上から数十センチ。
この「目線」まで降りることが、ペットを愛らしく撮るコツになります。腹這い覚悟でやりましょう。
また、ペットは思い通りには動いてくれませんから、撮影アングルを変えるためにはカメラマンが動くことも必要です。
また一人でペットと写真を撮る時のポイント。立ったままで撮るとペットは小さく写ってしまうので、座ったり、寝転がったり、だっこして飼い主の顔の高さに近づけます。
それから、デジカメを持った腕をめいっぱい伸ばして撮りましょう。
他の人とペットを撮る時は、人とのコミュニケーション・シーンを意識して撮ると、動きのあるアクティブな表情が撮れます。
動きの速いシーンを撮るポイントは、ペットが画面の中央にくるようにして、追いかけながらシャッターを押しましょう。
テクニックが必要ですが、挑戦してみてくださいね。
ペットの視線の先の空間や風景を入れて撮影するものまた面白い写真が撮れます。
正面で撮るよりも、後ろ向きや横向きのポーズなどがむいています。
「ワンちゃんやネコちゃんの見ている先には、何があるのかな」と想像力をかき立てる、広がりがある写真が撮れますよ。
小道具を使って撮影してみよう
ペットには日頃から「お気に入り」のおもちゃがあるはずです。それを与えれば喜んで追いかけてきたり、つかまえようとしたり…。
そんなおもちゃを数種類用意しておくと、ペットの気が惹けて撮影もスムーズに。なにより、ペットが目を輝かせ、表情がいきいきするんですね。可愛い表情のシャッターチャンスが生まれますよ。
飼い主たちとのコミュニケーションが、ペットは大好きです。撮影を二人一組でして、一人が話しかけてあげたり、体を撫でてあげたりすれば、ペットは身も心もリラックス。
そんな瞬間をカメラマンの人が撮影してあげましょう。カメラマンがかけ声を出して「カメラ目線」の表情を撮る…そんなこともできますよ。
しかしどうしても駄目なときには奥の手があります。
ちょっとずるいですが、食べ物などで興味を引き付けてみましょう。
あやしている方に片手で食べ物をペットに見せながら少し遠めに示してもらってください。
ペットがそれに興味を持ったらしばらくはじっと視点はそこに定まります。そこがシャッターチャンス!バシッと押さえましょう。
このときにどれくらいの角度でどの方向にペットの顔が向いたところを撮るのかをある程度定めてから食べ物などを見せるようにしてみましょう。
その角度などによってもまた写せる表情は違ってくるのでいろいろ試してみるといいですね。
そして最後にはモデルになってくれたごほうびとしてその食べ物を食べさせてあげてくださいね。そうするとまた気をよくしていつでもモデルになってくれることでしょう。
背景をシンプルにしてポートレート風写真を撮る
ペットのポートレートを撮影をする時は、いかにペットを引き立たせるかが重要になります。そのために気を配りたいのが写真の背景なんですね。いい写真を撮るために、次のようなポイントがありますよ。
室内でのペット写真にありがちなのが、部屋のいろんな物が一緒に映ってごちゃっとしてしまうこと。まずは背景がすっきりしているアングルを探しましょう。大きな布を敷いて簡易スタジオを作るのも効果的です。室外も、バックに多くの物が写り込まないように。広い芝生の上などに連れて行ってあげるのがいいですね。
背景をぼかすことで、撮りたいペットを強調することができます。そのためには、わざとペットから遠ざかり、その上で「ズーム」を使ってペットを大きくして撮りましょう。ズーム(望遠)はピントの合う範囲が狭いため、背景がぼける効果が生まれるのです。ペットが引き立つので、ぜひトライしてみてください。
またペットが動き回ってしまって撮りづらいならば、簡単な撮影方法があります。
これは室内でも野外でも撮れる方法で二人で組になって撮ります。誰かペットを抱いてもらえる方に抱いてあやしてもらってください。タオルなどを敷いた上で抱っこすれば背景もシンプルになります。
抱かれることで動きは落ち着きます。この落ち着いたときが絶好のシャッターチャンスです。このときは、動きが抑えられているのでアップなどの表情が撮りやすいのです。近づいてシャッターを切っても大丈夫。ズームで寄ってもいいですが、広角目のレンズでグッと寄って撮ったほうが迫力ある写真が撮れるでしょう。
あやしている間にいい表情が来るのを待ってシャッターを切ります。簡単ですね。あやされることで気持ちよくなったワンちゃんやネコちゃんもとてもいい表情をしてくれます。
